ひきこもりがちな。

ゆる〜く。

その後

その後のことである。

9月25日にはドバイにいて、次のフライトで最終目的地であるアフリカに着いた。

飛行機の中では寝ていた。ドバイのトランジットホテルでの睡眠が少なすぎだったのかもしれないし、疲労が溜まっていたかもしれないしで、とにかく寝ることを欲していたような気がする。なんとも使いずらいリクライニングシートで、フラットシートでもないような感じだったが、寝るに徹した。そして、寝起きのコーラは、最高に美味しい。

日本から転々と飛行機に乗っていたが、どの飛行機の中でも(具合が悪かったという事情もあるが)とにかく寝た。そんなこともあってか、前回の滞在時に一週間くらい続いていた時差ボケを余り感じることなく過ごすことができている。

入国審査の審査官は、なんでこんな態度になるのかと思うくらい冷淡で横柄だ。スーツを着て、立派なビジネスマンを演じたってこういう態度を取る。被害を受けたわけではないが、悲しくなる。

検疫検査では、食品を持っているか尋ねられ、カバンを全部開けるように言われた。食品をいっぱいに入れていたスーツケースを広げて、わざわざ一つ一つの食品の説明をした。難癖をつけられて食品を没収されようが構わないと思って、とにかく馬鹿正直な態度で説明したのだが、何も質問されることもなく、難癖をつけられることもなく済ませることができた。

税関検査では、カバンを開けられることはなかったけれども、どのように返事をしようか迷うような質問をされたのだが(英語が聞き取れなかった可能性が高い)、それをなんとかくぐり抜けることができて、ようやく空港を出ることができた。

慣れない国に行くというのは、大変な苦労がいることをあらためて感じた。発展途上国だからこういうことが起きるというわけではないと思う。

「日本のパスポートを持っているから」とか「日本人だから」とか言って、何も言われず、止められずに通り抜けたとかいうのは、事実なのかもしれないけれども、運が良かったくらいの与太話のように思える。

hanacataki.hatenablog.com