ひきこもりがちな。

ゆる〜く。

フライヤー

会社からフライヤーというビジネス書の要約を読めるサイトのアカウントが配布された。あまり興味がないし、時間もなかったので、見向きもしていなかったが、たまたま読みたい本があったので、サイトにアクセスすることにした。

自分も、その分野に偏りはあるけれども、ビジネス書を読んでいる(というか、眺めている)。自分が知りたいテーマを理解したい時に、「ああ、そうなんだ」程度に眺めたりしている。さらに、自分の悩みを解決したい時にも、なぐさめ程度にしかならないのは分かっているけれども、本を眺めて自信をつけてみようと思ったりしている。

後者のような時に読む本については、自分の中では賛否両論を持っていて、納得できる内容の本もあるけれども、著者の武勇伝みたいなものだけが書かれているものもあって、読み終わってから(眺め終わってから)「なるほど」と思ったものの、時間を置いて冷静になってみると、「どうでもいいや」程度にしか感じないものがあったりする。そんなわけで、ビジネス書については、自分に足りていない知識を補う目的以外では、あまり読まないことにしている。

フライヤーで見られる本の多くがそういうものだと思うので、自分としては、「こういうことを考えている人がいるんだな」程度に眺めることにして、深掘りしないようにしたいと思う。そういう意味では、要約ほどの短さで本を覗くことができるのは、良いことなのかもしれない。

ここ数日で8冊くらい覗いたりしているけれども、読んだ冊数のランクでは、数千人いる従業員の中で上位5%くらに入っている。もしかして、ほとんどの人がこのサイトにアクセスしていないのではないだろうか。確かに、後に座っている人に、フライヤーのことを尋ねてみたけれども、見ていないと言っていた。

フライヤーは、オーディブル機能が付いているので、聞きながらでも本を理解できる仕組みになっていて、「ながら聞き」ができる。ただ、仕事をしながらにしろ、電車に乗りながらにしろ、自分にとっては、文字を読んだ方が理解しやすいので、しっかり時間を作って向き合った方がいい。そうなると、忙しくて時間が取れなければ、なかなか、フライヤーにアクセスすることも無いのかなと思ったりしている。